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無煙世代を育てる。 |
著者らは、20年もの間、中学校や高校を回って、ボランティアで禁煙講和活動を行っている。
何故中学生に禁煙教育をしているのか?
ひとつは、大人に禁煙させるのは、特に『好きで』吸っている人には、非常に困難だからである。
ならば、まだタバコを知らない世代である子ども達に、タバコの真実を伝えることで、煙に触れずに大人になってくれることを願い、全力を注ぐことにしたそうだ。
それが『無煙世代を育てる会』である。
最初は高校生を対象にしていたが、しかし、それでは遅いと気付いたそうだ。
先進国一タバコの値段の安い日本では、街中に自動販売機が溢れ、子どもでも簡単にタバコを手に入れることができる。
少しはましになったとはいえ、まだまだタバコの害よりも、『かっこよさ』の方が宣伝されているきらいがある。
中学生から、タバコを吸っているという現実があります。
タバコ(ニコチン)は、一旦吸い始めると中毒となり、簡単にはやめることができません。そして少しずつ体を蝕んでいきます。
子ども達は、タバコの毒による影響を受け易いのと同時に、タバコの害を教えてやればそれも素直に受け入れます。
この本には、講演に使っているスライドがCD-ROMに入って付いています。
今月から、また少し、タバコは値上げされました。でも、まだ子ども達が手軽に買える価格であり、自動販売機で簡単に買える状況です。
先日、タバコとタバコ産業を擁護していたヘビースモーカーだった哀煙家の元首相は、血液のガンともいえる病で早死しました。
子どもがタバコを吸う前に、タバコの真実を教えてやりたいと思います。
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子供たちにタバコの真実を |
なぜ、日本で多くの子供たちがタバコを吸わされているのでしょうか。 それは、巧妙な宣伝でタバコ会社の利益の犠牲になっているのです。 あなたの子供をタバコの害から守るため、タバコなしの社会を実現するために、ぜひ読んで、子供に見せてください。CD-ROMつきです。禁煙指導者にもおすすめです。中高校での指導のコツも教えてくれています。
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子供たちにタバコの真実を |
著者が会長を務める「無煙世代を育てる会」は、これまで37万人の小・中・高校生を対象に禁煙講話を行ってきた。本書は、その中から生まれたマニュアルである。喫煙の低年齢化が進む今ほど、小・中学生からタバコの恐るべき真実を語り、無煙世代を育むことが大切になっている時はない。付録のCDには生々しい写真やイラストが収録されており、これを使えば、学校はもちろん、家庭、地域でも、説得力ある禁煙講話が誰にもできる。
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